と、皆さんに必ず聞かれます。
それが、私の場合は、胃腸科でも内科でもなく、何と眼鏡士・検眼士Optometristでなんです。
何年も胃腸の不調を抱えていて、内科医、胃腸専門医、最後には大学病院の胃腸専門医にも診てもらって、様々な検査を受けました。でも、何にも悪いところは見つからず。
ある日、検眼士で健診を受けている時のことです。問診票に、現在飲んでいる薬を書く欄があって、何故その薬を飲んでいるのかを聞かれたので説明しました。
すると、日系アメリカ人のその検眼士は、
「西洋医学では、症状を抑える為に薬をどんどん出す。でも、原因究明はしない!」
「僕の小さい子供の患者さんでも、胃腸の調子が悪い子がいたんだ。色々と医者を回ったけど、医者は大腸過敏症かもと深くは原因を探らずに、薬を処方するばかり。でも、その子は、グルテンフリーの食生活にしたら、治ったんだ!グルテン不耐症だったんだよ。」
と、力説。
その言葉を聞いた時に、
えっ、もしかして私もグルテン不耐症なのかも。。。
と疑問が頭をよぎりました。帰り道の車の中では、「もしかして、もしかして、そうかも。でも、私がこれから先ずっと小麦粉ダメなんて知りたくない。。。でも。。。」と頭の中はグルグルでした。家に帰って、即、グルテン不耐症の症状を調べてみると、
ドンピシャ!
えぇ〜、本当に?
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驚きましたが、自分が本当にグルテン不耐症なのか知りたくて、早速グルテンを抜いた食事を始めてみました。ちょうど、コロナでステイアットホームの時期だったので、人と食事する機会もなかったので、グルテンフリー生活を試してみるにはちょうど良い時期でした。
そうしたら、物の見事に、胃腸の調子が良くなりました!
そして、3週間後に恐る恐る毎日飲んでいた処方薬も止めてみたら。。。。
薬無しでも、お腹が痛くない!
嬉しくなって、ぱあっと心が明るくなりました。
長年悩まされていた不調の原因がわかって、気持ちがすっきりしました。
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これでもう薬を飲まなくてもいい!
さらに嬉しい事に、今までなら摂取するとお腹が痛くなってしまっていた物まで、食べられ、飲めるようになりました。
カフェインもその一つです。今までカフェインは余程眠くない限り摂っていなかったのですが、1日1〜2杯なら大丈夫になりました。コーヒーも楽しめるようになりました。
従来は、グルテン不耐症の人は、グルテンを摂取する事による腸へのダメージはないとされていたのですが、2016年のコロンビア大学病院の研究結果によると、腸細胞へのダメージもあるとの結果も出たようです。私の場合は、もしかしたら、それで、グルテンフリーにしてから、腸へのダメージが薄れて腸細胞が元気になり、今まで食べられなかった物が食べられるようになったのかもしれません。