感謝祭が終わったので、山の中にあるクリスマスツリーファームにクリスマスツリーを買いに行く事にしました。今まで毎年、街中のお店で、本物の生木のクリスマスツリーを買っていましたが、実は自分で山の中に生えている木を切って買うクリスマスツリーファームには行ったことがなかったのです。
地面に生えている木を自分で選んで、切って、持って帰って来るなんて、ワクワクするでないですか〜😍 家からも比較的近くにありますし、お値段もお店で買うのとほぼ変わりません。
早速、行ってきました。私が行ったところは、山の中に住んでいる方が、家の周りの何エーカーもの山の斜面にクリスマスツリーを生やして販売しているファームです。完全予約制なので、行った時には、我が家のみ。うふっ💕
こんな感じです。
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ノコギリを渡されて、「来年にまた生えて来るように、地面から1フィートは幹を残して切ってね。あとはご自由にどうぞ。ちなみに、斜面の下の谷底にある木を選んだら、1週間はジムに行かなくていいよ。」との事(笑)。確かに、谷底から木を引っ張って来るのは、相当の運動量。アメリカ人のこういうユーモアがあるところ、大好き💖 言われなければ、思わず、谷の方まで探索に行ってしまうところでした。谷の方は転げ落ちそうなくらい急。
斜面を歩いて、テープメジャーで高さを測り、気にいる木を見つけ、ノコギリで切ります。電動ノコギリを使いたいところですが、コンセントもない山の中。かなり力が要ります。
車の屋根に積んだ後、さっきから気になっていた真っ赤な実がなっている柿の木についてオーナーさんに聞いてみました。そしたら、オーナーさんが、「採ってもいいよ。昨日もpersimmon breadを作りたいと喜んでもいで帰った人がいたよ、ご自由にどうぞ」とapple pickerという便利な物を貸してくれました。
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これを使えば簡単に採れるものですね。ほぉ〜😮
前から気になっていたのです。
よく誰かの庭で沢山の完熟した実をつけたまま放って置かれている柿の木がありますよね。誰も採らないの?
あれは、鉢屋柿と言って、渋柿なのです。形も富有柿より縦長。知らずに、知り合いの家に行った時に、木に沢山なっている柿を袋いっぱいに採らせてもらって、持って帰ったら、渋くて食べられなかった悲しい思い出があります。
アメリカには主に2種類の柿があって、
- お店で売っている富有柿(甘柿)
- 庭の木になったまま放置されている事も多い蜂屋柿(渋柿)
渋柿は干し柿にするしか食べ方がないから、干し柿を作る習慣のないアメリカ人は実は困ったまま放っておいているのだと思っていたのです。渋柿をpersimmon breadにするという事は、どういう事?そのまま入れちゃって苦くないの?と思って調べてみました。そしたら、発見。渋柿は完熟すると、甘柿に変わるそうです!えぇ〜。
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はい、私が知らなかっただけですね。
でも、その完熟というのはかな〜り柔らかいドロドロ状態。普通に切っては食べられません。シャーベットにしても良いそうですが、寒い冬にはシャーベットはあまり食べる気がしませんし、いくつもいただいたので、半分はpersimmon breadに、半分は干し柿にしてみる事にしました。Apple pickerでは、採る時に茎が一緒に採れないので、茎がない柿で干し柿を作る場合には、何かに挿すと良いということで、こうなりました。
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外に置いておくと、リスや鳥に食べられてしまうでしょうから、家の中でしばらく様子見です。干し柿が出来上がっていく様子を見られるのは良い食育ですね。
干し柿は、まさにグルテンフリーの健康的なおやつです!